和束銘茶 京都府南部で栽培されているお茶を称して『和束茶』呼ばれています。
高級緑茶と言えば先ず、『宇治茶』が思い浮かびます。
宇治茶の生産地として古い歴史を持ち優れた品質を誇れるのが和束茶です。
京都山城の地をゆったり流れる木津川上流に位置する和束町は周囲を鷲峰山(標高681m)高雄山(443m)三上山(473m)湯谷山(382m)など山々に囲まれた地形で、美しい自然、澄んだ空気の静かな緑の深い山間地でお茶の栽培にはかなり好条件を備えた地形と言えます。
このすばらしい自然的立地条件の中で香り高い煎茶を主体として栄えてきました。
茶業は品質の良さと栽培面積の広さによっても全国有数の銘茶の産地(全国農林大臣賞受賞地)です。
その中でキチンキトサン有機栽培を手掛けてきた当店は江戸時代より代々(六代)受け継いだ自園で生産農家として古い伝統を育んできました。
当店の茶園は山の斜面を利用して造り、周囲には雑木林があるだけで隣接する茶畑や農地が無いので安心して、有機・無農薬のお茶を栽培することができます。
年に一度、新有機JAS法に基づく農地の検査や生産・加工の検査が行われるオーガニック認定機関の『JAS認定・JONA認証・OCIA認証』を受け、生産から加工・販売までにすべてに取り組み、生産工場も近畿で誇れる近代設備で、熟練した職人さんの手により生産加工しています。
京都府南部の山あいに茶畑の広がる和束町は
1,000年も昔から最高級の宇治煎茶の産地として
専門家には知られてきました。
和束町は長い間、京都の茶業の中心地・宇治への茶農家の集積地として存在したため、一般にその名前は知られていません。
和束茶の歴史は鎌倉時代に、国宝の三重塔で知られる古刹「海住山寺」の高僧慈心上人が和束町の鷲峰山に栽培したのが始まりです。
有機・無農薬栽培への転換は、数年間生産量が三割にまで激減するという困難を乗り越えて、環境を傷つけない飲む人にやさしい有機・無農薬栽培茶「有無」の生産拡大に取り組んでいます。
困難な条件をクリアして栽培した茶葉を、風味が損なわれないよう素早く清潔に加工し、丁寧に保存する…。
生産設備の近代化と拡大は必然の取り組みです。
ベテランから若者まで世代を超えたひとつの気持ちが中井製茶場の財産です。
製茶業は季節によって忙しさが大きく変化します。中井製茶場も年に2回の収穫期にはたくさんの若者が集まり、額に汗する急斜面での重労働を引き受けてくれます。いつも同じ顔ぶれでこだわりのある有機・無農薬栽培茶「有無」を守っています。
ショップ名 | 中井製茶場 |
---|---|
会社名 | 有限会社中井製茶場 |
代表 | 中井 敏太 |
所在地 | 〒619-1205 京都府相楽郡和束町大字中小字市場14-1 |
電話番号 | 0774-78-4192 |
FAX番号 | 0774-78-4096 |
メールアドレス | info@umucha.com |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日、祝日 年末年始、夏期休暇 |
「JR笠置駅」より車で20分